カボサンルーカスでの大会は波も小さく、予想どおり波の取り合いの激しい試合になりました。
一本目で6点を出し二本目で4点と早い段階で低い点数ではありましたがまとめることができてしまったせいか後半は、
自分のスコアを伸ばすことも考えましたが、良い波も少なかったので相手に奥を譲らずマークする戦い方になりました。
残り2分3位の選手が3.8必要な状態でサイズの小さいスコアを出せるか出せないか微妙な波がきました。
僕は3位の選手より奥にポジショニングしていたので相手に乗せないこともできました。
ひっぱるだけひっぱり自分的にはもうダンパーで抜けれないだろうというところまで待って、相手を波に乗せました。
裏にはセットが来ていたのでそっちに乗られた方が断然逆転される可能性があると思ったからです。
結果、手前のその波で相手が4点をスコアして逆転されてしまいました。
あの状況なら逆転された波に自分も十分乗る事ができたので、
乗るだけ乗ってすぐにプルアウトしすぐ次の波も追いかけ乗せないようにする、
それが残り2分最後の状況でヒートを勝ち上がるためのベストな判断だったかと思います。