今回の敗因は、理解していたエクセレントウェーブを1本目でキャッチできたのに、ファーストターンで置いていかれたこと。
せっかく待っていても、スコアしにくいとわかっている波に手を出してしまっていたことでした。
良い波に乗れば、ジャッジは僕のサーフィンにそれなりの点をくれるとわかっていても、その波を待つ我慢ができていない。
結果、残り15分を過ぎたあたりから頑固に波を待ち始め、結局スコアできる波を1本も掴めないままヒートが終了しました。
今、自分に一番必要なのは、良い波を自信を持って待つこと。それはこのヨーロッパレッグで一切できていなかったと思います。
そして、このヨーロッパレッグ最後のヒートで掴んだエクセレントウェーブで波に置いていかれてしまったことは、
自分の技術的な部分においても、筋力的な部分においても、甘んじていると痛感しました。
これから日本に戻り、次のコンテストまでに少し時間があるので、技術的にも体力的にもしっかりと準備し、
何より自分がヒート前に確認した良い波を、しっかりと乗りきるという行動を忘れないようにします。