Taiwan Open of Surfing (1star) – 2nd

台湾で行われた今年最後のコンテストは準優勝でした。
波は少し柔らかくクセもありましたが、なんとかファイナルまで勝ち上がることができました。
台湾は人も自然も素晴らしく、まだまだ隠されたポイントがたくさんあることも知りました。
明日からはTOOLSチームの撮影も始まるので、台湾の波を満喫し、良い写真も残して帰りたいと思います。

 

写真

Be Surf, Be Green

Be Wet の秋冬カタログです。

僕が愛用しているBe Wetのウエットスーツは柔らかさはもちろん、保温瀬に優れ、なおかつ自然に対してとても易しい、
環境のことも考えた最先端の技術を駆使した日本唯一のウエットスーツメーカーです。

<Energy Saving>
Be wetを作っているBPDウエアハウス(千葉県、一松工場)は、
ウエットスーツの生産に必要な電力の56%を太陽光発電でまかなっていて、
省エネを進めるため光ダクトを屋上に設置し、太陽の光が一階まで届くようになっていたり、冷暖房もLPGヒートポンプを採用。そして工場の全ての窓に紫外線カットフィルムを施すことにより、電力の極小化にも努めているエコな工場です。

<Limestone and…>
Be Wetのネオプレーン原料は、サンゴや有孔虫などが堆積した国産100%の石灰岩(Lomestone)を使用しています。
日本産の石灰岩は、ハワイ諸島を中心とした外洋で形成されているために他の岩石がまざりずらく、
世界的にとても純度が高いのが特長。
この他、コーンオイルをスポンジの柔軟剤に使用することによる75.5%の脱石油化も実現。
糸(ポリエステル繊維)は石油から精製される原料と同一品質の、ペットボトルリサイクル品を使用しています。

<100% Recycle>
そしてBPDウエアハウスでは生産物をゴミとせず、100%の再利用を目指し、
生産の過程で出る端材と使用済みウエットを回収し、火力発電の燃料として再利用しています。
ウエットスーツは石炭や石油のかわりに、ハイプラスチックのチッピとして、苫小牧の発電プラントまで運ばれています。

<1% for the Planet>
未来の子供たちへ美しい自然をのこしたいという願いから、Be Wetは環境保護の手段として、
信頼できるNPO活動を監視支援する「1% for the Planet」を通じて、環境保護団体へ寄付されています。

僕がBe Wetにサポートしていただくようになってから、早10年。
Be wetをつくる(株)サンコー/BPDウエアハウスはサーファーのために、環境のために、
そして未来の地球、子供たちのために、自分たちができることを探求し続けています。
僕もそんな素晴らしいウエットスーツ作りのブランドのチームの一員として、
それに恥じないようサーファーとして、ひとりの人間として精進し続けていけたらと思っています。

 

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Malibu Hyuga Pro – 4th

今大会はJPSAのバリ島・クラマス以来のファイナルになりました。
波は腰からファイナルデイににかけて頭オーバーにまでサイズアップし、コンテストには十分な波となりました。
ファイナルでは気持ちがまとまらず、もっと気楽にサーフィンしていたら勝てたのかなと思います。
でも、楽しんでいただけたかはわからないけれど、僕自身本当に楽しくサーフィンできました。
コンテストに縛られすぎず自分のやりたいように自由にサーフィンできたと思います。

 

Photos:Sadahiko Yamamoto
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Inamura Surfing Classic 2013

9月26日、湘南・稲村ケ崎で24年振りとなった”稲村サーフィンクラシック”に出場させていただきました。
波はスモールコンディションでしたが朝一はクリーンな3~4feetの波に恵まれ、
チューブを抜けると日本のコンテストとは思えない大勢の観客の歓声が地響きとなり、
ライディングしているこちらにまで聞こえてきたのを今でも覚えています。
この大会で改めてここ湘南が素晴らしいサーフタウンだということも実感できました。
試合後は稲村ケ崎周辺をぶらりと探索し、湘南のゆったりとした雰囲気を味わうこともでき良かったです。
3000人以上のギャラリーが集まる前でサーフィンができたことはとても良い、そして素晴らしい経験になりました。
この大会に関わった皆様、ギャラリーの皆様に感謝したいと思います。ありがとうございます。

 

Photos:Kenji Sahara

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Reef Pro El Salvador (6 star) – Round of 144,96

久々にの良い波での試合、フリーサーフィンで世界のトップの現実を見せつけられた6starでした。
今回敗因がたくさんすぎて書くことができないくらいです。
ダメなところだらけでしたが、一つ、二つ自信になることもありました。
一人で大会に出場することでまた良い部分も、自分の悪い部分も見えたと思います。
今回で勉強した事、あの厳しい環境で鍛えられたメンタルを、日本へ帰国しても忘れないようにしたいです。

 

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Surf Open Acapulco (4 star) – Round of 128, 96, 64

ロサンゼルスからヒューストンに飛び、そこからもう1フライト飛んでやってきたメキシコはアカプルコ。
ビーチにはバリのようなワロン風の建物があり、週末になるとかなりの人達が海で海水浴を楽しんでいます。
水は温く、気候もかなり暑いので水分、塩分をなるべく多く取るように気をつけながら過ごす毎日。
大会が始まる前の波のサイズは常に3feetほどありましたが、
少しバックウォッシュやよれの入るトリッキーなコンディションの中、徐々にサイズダウンしています。

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ASP 4star『Surf Open Acaplco』はレイトエントリーになってしまい、ラウンド1からの出場となりました。
ラウンドオブ128、ラウンドオブ96は、エクセレントスコアこそ出せませんでしたが勝ち上がり、
そして大会3日目。トップシードのラウンドオブ64では、波とのタイミングが全く合わず空回りでした。
波は少しバックウォッシュを受けながらブレイクが速く、良い波に乗ることが絶対条件でした。
相手選手に良い波をことごとく乗られ、まったく何もできませんでした。
移動する場所、移動する場所で波が来なくなってしまい完璧なポジショニングのミスだったと思います。

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